みなさまこんにちは！
新卒採用担当のツツミです。

エルマノでは先日もお伝えしたように
25卒の研修真っ只中でございます。

実はこの記事書いている斜め前で
今年の新卒薬剤師さんが一生懸命オンラインで研修を受けている状況です。
ちょうどお昼過ぎで眠たくなる時間ですが
真剣に取り組んでくれております。

さてさて、タイトルにあるように
色々あります。マイナ保険証。
結構質問あるんですよね。

せっかくだし厚生労働省のHPを読み込んだんで
こちらで説明させてもらえればと。

一応簡単にメリットとデメリットについて

【メリット】
・過去の診療データに基づいた診察・処方を受けられるので安心して治療を受けられる
・高額療養費の限度額適用認定証が不要になる（※マイナンバーカードによる資格確認で高額療養費制度が適用される）
・緊急搬送時に診療データに基づき総合的な判断から適切な治療を受けることができる
といったことが書いてますね。

それ以外でも
・初診料や再診料が安くなる(おおむね10〜20円程度)
・医療費控除の手続きが簡単になる(マイナポータルと国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を連携させる必要あり)
・就職・転職・引越ししても継続して保険証として利用可能

などなど医療の面やお金の面でもメリットは多いですね。

【デメリット】
・紛失・盗難のリスクがある
・マイナンバーカードの有効期限が切れると使えない
・システム障害や機器トラブルで使えなくなることがある
・公費制度を使っている人はまだ紐付けができないので受給者証が必要

あとは個人情報漏洩〜とか心配されている方も多いと思います。

この辺ひとつひとつつぶしていってみましょうか・・・

・紛失・盗難のリスクがある
こちらに関しては気づいた段階で
マイナンバー総合フリーダイヤル：0120-95-0178(音声ガイダンスで2番を選ぶ)
と、機能の一時停止が可能です。
一時利用停止の手続は、24時間365日対応と心配いらないですね。
(詳しくはhttps://www.kojinbango-card.go.jp/contact/tel/)

あと、再発行も「特急発行・交付制度」を利用すれば
原則1週間で再発行が可能みたいです。
(詳しくはhttps://www.kojinbango-card.go.jp/apprec/apply/express_apply/)

あとそもそも落としたマイナンバーカード悪用されるって思うかもしれませんが
偽造しにくい作りになっている
顔写真が付いていてなりすましができない
情報の読み取りには顔認証、もしくは暗証番号が必要で
暗証番号を一定回数間違えるとロックがかかり
役所で本人が解除しないと使えない
また、無理に情報を抽出しようとするとICチップが壊れるようになっています。

それと皆さん勘違いされていますが
『マイナンバーカードに記載のある個人番号を見られても情報の引き出しは不可』です。
なんなら
『マイナンバーカード自体にプライバシー性の高い情報は入ってない』です。

ただ、やっぱり無くすと気持ちが悪いですし
落とさないようにしっかり管理する必要はあります。

・マイナンバーカードの有効期限が切れると使えない
最近少し話題になってましたね。
一応、有効期限は
18歳以上の大人は発行日から10回目の誕生日
18歳未満は5回目の誕生日
までとなっています。
(詳しくはhttps://www.kojinbango-card.go.jp/card/renewal/)

ただ、注意が必要で
電子証明書の更新、よくわからなければ印鑑証明書みたいなもので
本人確認に必要なものが入っているのですが
それは発行日から5回目の誕生日に切れてしまいます。
これ更新しないと保険証としてもそうですし
なんならコンビニで住民票とか出せなくなるんです。
切れる2〜3ヶ月前に役所から有効期限の2～3ヶ月前を目途に有効期限通知書が送付されます。
無料で更新できるのできちんと更新しましょうね。

・システム障害・機器トラブル
・・・こればっかりはなんとも・・・
実際結構あるんですよね。
繋がらなくなったりとか。
大体機械のトラブルなので入れ替えだったりで
急ぎ対応します！
一応今ならまだ現行の保険証だったり
『資格情報のお知らせ』っていう入っている保険証を発行していた組合から
送られてきているはず・・・の紙についているやつを使ってもらったりも
できますが・・・見つからなければお探しください・・・

※一応参考例つけますね。

・公費制度の紐付けができない
これは現在少しずつできるようになってきています！！
これは解消されそうですね。

と、いったところでしょうかね。

実は上記の記述だけでよく聞かれる質問の7〜8割回答できております。

あとは稀にある質問あげていきますね。

Q.子供のマイナ保険証や介助が必要な人の場合は代理人がやってもいいの？
A.大丈夫です。
一応、厚労省のQ&Aにも記載があって
子どもの場合、本人が顔認証付きカードリーダーを操作できない場合はどうするのですか。
→子ども等、本人が窓口で本人確認を行うことが難しい場合には、親等の代理人が子ども等のマイナンバーカードをカードリーダーに置き、暗証番号を入力することで、本人確認をすることができます。
と、記載があります。

あと実は『目視確認モード』というマイナンバーカードの表面の写真を見て
本人か確認する方法もあるので暗証番号わからない時はその方法でも
大丈夫です。

また、
障害がある場合、職員の方に介助をお願いしてもよろしいでしょうか。
→ご本人の希望により、家族の方や介助者、職員等がご本人の前で支援を行うことを妨げるものではありません。
ご自身でマイナ保険証を顔認証付きカードリーダーに置くことが難しい等の事情があり、ご本人から希望があった場合には、家族の方や介助者、職員等が必要な支援を行うことは差し支えありません。

とのことです。

それから
Q.学校行事で遠方に行く際に今までは保険証の写し持たせてたけど今後はどうすれば？
A.マイナ保険証自体の持参、もしくは『資格情報のお知らせ』orその写し、もしくはマイナポータルに表示される被保険者資格情報のPDFファイルをあらかじめダウンロードしたもの又はその印刷物を持っていく。

一応、マイナ保険証持参が確実ですが紛失の恐れもあります。
なので視覚情報のお知らせまたはその写しで対応できると思いますがそれがない場合は
数日間の限られた使用であること、かつ、学校教員等の管理監督の下での使用が想定され、なりすましが起こることは想定され難いことを踏まえ、マイナポータルに表示される被保険者資格情報のPDFファイルをあらかじめダウンロードしたもの又はその印刷物
で、対応するのが良いかと思います。
こちらも厚労省のQ&Aに記載ありますよ！

あと、保育園でも似たようなことありますね。
保育園の指示にもよりますがこちらも同様で良いかと。

Q.父親が高齢者施設入るんですけどマイナ保険証預けていいの？？
A.施設にもよりますが預かってもらうことは可能です。

厚労省のマイナ保険証の安全性についてのパンフに記載があります。
一応、マイナンバーカードは本人補完が原則ですけど
施設側が入所契約や預かり証等の合意に基づき、施設側で入所者のカードを管理することも可能
との記載があります。
ただ、それでもやっぱり心配・・・って人は
『顔認証マイナンバーカード』っていう『目視確認モード』利用を前提にした
暗証番号が不要なマイナンバーカードにすることも可能です。
ただし、保険証機能と本人確認書類以外の機能は付与されていません。
(※マイナポータル、各種証明書のコンビニ交付、各種オンライン手続、オンライン診療・オンライン服薬指導における健康
保険証としての利用などの暗証番号の入力が必要なサービスは利用不可)

などなど。

色々ありますけど
薬局側としてはこれのおかげでかなり助かっています。
より利用者が増えてくれればと思っていますが・・・
皆さんどうですかね？？
気になるなら一度厚生労働省のQ&Aをみてもらっても良いかもですね。
(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40406.html)

他にも心配事あれば
弊社従業員になんでも質問してみてくださいね！

株式会社エルマノ
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