エルマノの
電子処方箋サービス
2023年1月より、電子処方箋の運用が全国で始まりました。弊社でも令和5年5月以降順次電子処方箋サービスに対応いたします。 電子処方箋とは、これまで紙で発行していた処方箋を電子化したものです。電子処方箋を利用することで様々な医療サービスが便利に、そして今まで以上に安心してお薬を受け取ることが可能となります。
電子処方箋の仕組み
電子処方箋とは国が運営する「電子処方箋管理サービス」を通して、医師・歯科医師、薬剤師間で処方箋をやり取りする仕組みです。医師・歯科医師が処方箋を「電子処方箋管理サービス」に送信し、薬剤師はそこから処方箋情報を受け取ります。処方箋の内容や過去のお薬情報を確認した上でお薬をご用意いたします。
これまで、紙で受け取っていた処方箋が電子化されるだけでなく、患者様が同意をすることで、複数の医療機関・薬局をまたがる過去のお薬情報にもとづいた、よりよい医療サービス受けられるようになります。
また、電子カルテ情報共有サービス等を活用(予定)し、診療情報、薬剤情報等を取得することで、より安全な医療提供体制を整備しています。
電子処方箋のメリット
- 従来の薬剤師のチェックに加えてコンピューター上での薬のチェックを行います。
- 複数の医療機関・薬局間での情報の共有が進むことで、今まで以上により適切な薬学的管理が可能になるため、患者様の更なる健康増進に貢献します。
- 紛失の恐れもなく、処方箋の有効期限切れも回避しやすくなります。
- さらに、患者様自らが薬剤情報をトータルで一元的に確認することができ、服薬情報の履歴を管理できるとともに、必要に応じて医療機関、薬局等から各種のサービスを受けることが可能です。
マイナンバーカードの
健康保険証利用でもっと便利に!
(オンライン資格確認について)
マイナンバーカードを健康保険証として使用していただくと、
電子処方箋がより便利に利用できます。
オンライン資格確認とは?
医療機関や薬局では、患者さまが加入している医療保険の資格を正確に確認する必要があります。
この資格確認作業を、マイナンバーカードや健康保険証の記号番号等を利用することですぐに行えるようにした情報システムが「オンライン資格確認」です。
マイナンバーカードを利用された場合は、患者さまの同意のもと、受診歴・薬剤情報・特定健診情報・その他必要な診療情報を
オンライン資格確認システムより取得・活用し、より安全に調剤を行うことが可能です。
- 就職、転職、引越をしても健康保険証としてずっと使える
- マイナポータルで特定健診情報や薬剤情報・医療費が見られる
- マイナポータルで確定申告の医療費控除がカンタンにできる
- 窓口への書類の持参が不要
マイナンバーカードの健康保険証利用のための登録は、エルマノ各店に設置してあるカードリーダーからも簡単に申し込みいただけます。詳しくはマイナンバーカードをご持参の上、薬局スタッフにお声掛けください。
よくあるご質問
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- マイナンバーカードでなければ電子処方箋は利用できませんか?
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電子処方箋に対応している医療機関であれば、健康保険証を持参いただいた場合でも、患者様の希望により、電子処方箋を発行することができます。 ただし、マイナンバーカードのご利用で、本人同意のもとで過去のお薬の情報を医療機関に提供し、より質の高い医療を受けることができるため、マイナンバーカードの利用を推奨しています。
医療機関で電子処方箋を発行してもらった場合で、患者様本人が薬局の受付でマイナンバーカードを使わない場合には、電子処方箋と一緒に発行される「処方内容(控え)」に記載されている「引換番号」や健康保険証に記載されている情報が必要になります。
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- 普段通っている医療機関が、電子処方箋に対応にしていません。
- 電子処方箋は順次対応する医療機関が増えてきています。現在未対応の場合でも今後電子処方箋に対応する可能性があるので詳しくは医療機関にお問い合わせください。
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- 電子処方箋を選択したら紙の処方箋はもらえますか?
- 電子処方箋を選択した場合は、紙の処方箋は発行されませんが、処方情報はご自身のマイナポータルで確認できます。また、紙の「処方内容(控え)」にて、電子処方箋の内容を確認できます。
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- 家族や介護者が代理で薬を取りに行く時もあるのですが、電子処方箋になると対応できなくなりますか?
- 代理の方が薬を取りに行く場合には、電子処方箋引換番号が記載されている「処方内容(控え)」を持参するなどの対応をお願いしております。なお、電子処方箋に対応した医療機関であっても、電子処方箋か紙の処方箋のいずれかを選択することができますので、患者様が、これまでどおり医療機関から紙の処方箋の発行を受け、家族や介護者の方が、薬局で調剤を受けることが可能です。