日本在宅医療連合学会に参加しました。

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2024.7.22

こんにちは、在宅担当ヒラタです。

連日35度を超えるような日が続いていますが、7月20日、21日の二日間医療業界の中でもホットな在宅医療の学会に参加してきました。
日本在宅医療連合学会は毎年楽しみにしている学会です。

朝の8時から18時までみっちりと密度の高い講演内容がてんこ盛りなんです。

医療関係だけでなく、介護関係も含め多職種連携に関わる職種が各々の視点から在宅について講演・ポスター発表があり、更に今回は介護体験というブースもできており、どれから手を付けていいかわからなくなっちゃうくらいです。

ポスター発表
調剤薬局の発表もかなりあり、当社と同じ悩みを持つ薬局が多いんだなと共感。

今回初の試み、在宅ケア体験フェスタに参加
嚥下障害を体験して、高齢者がむせてしまう理由に納得したり

嚥下食の試食をさせてもらい、口から食べ物を摂取できる喜びを再確認。

講義内容も充実していました。
今回の特別企画「患者が命を終えたいと言ったとき」では
ALSに罹患している医師のご講演は胸を打つものがありました。

また多職種だけでなく異業種の方の講演もあり、
獣医師の先生がペットロスについて、市役所の民生課の方が身寄りのない方の遺骨整理から見えてくる現状についてなど普段聞くことのできない話を聞き、見識が広がりました。

薬局が在宅に関わるということは、薬を服薬管理することだけでなく多職種と連携・コミュニケーションを取っていくことが重要になります。
多職種の仕事内容を少しでも分かっていると円滑に多職種連携の輪の中に入っていくことができると思います。

この在宅医療連合学会に参加したことで少しでも在宅についての視野が広がったらうれしいです。
参加者の皆様お疲れ様でした。

次回は2025年6月に長崎で開催されます、興味のある方はぜひ参加してみてください。