選定療養制度が10月から始まりますよ!!

BLOGNEWSCSR

2024.8.16

皆様こんにちは!!
採用担当のツツミです。

あれ?今日2本目のブログって思われている方。
鋭いですね。
台風近づいて雨風強すぎて本部から出たくないので
ない知恵振り絞って書いております。

・・・って、いうのは嘘で
これ大切なことなんで
さっきのeお薬手帳3.0ネタとは別に書かせてもらっております。

で、
『選定療養』なんそれ??
って、方。

真面目に答えると
〜厚生労働大臣が定める患者の快適性・利便性に関する療養、医療機関や医療行為等の選択に関する療養〜
の、こと。

わかりにくいですよね。

具体的な例出すとわかるんですが
病院で入院する際個室にした際の差額ベッド代
歯の治療の際の金属材料を豪華なものにしたり
時間外診療
紹介状なしにかかる大病院の初診代
とか
保険外でお金出して+αの治療を受けるようなやつですね。

で、それが薬局と同関係があるの?って話です。

ではその話をしていこうかと思います。

長期収載品という薬品があります。
明確には定義されていないのですが
一般的には、
・「再審査」(※お薬が承認されて一定期間経過したのちに薬のデータを集めて薬の再評価をする制度)の期間が終わり
・特許がすでに切れている
・後発医薬品が存在する
医薬品のこと。

こう言った長期収載品のうち
1.後発医薬品が上市されてから5年以上経過したもの
2.5年未満でも、後発医薬品への置換率が50%を超えるもの
どちらか達成した場合に
『この薬は後発医薬品に置き換えてもなんら問題がない!!』
と、国がお墨付きをつけてもとあった長期収載品の先発医薬品を利用することは
上記の選定療養の対象になるよと決定されました。

じゃあ、その保険外の部分の金額ってどうなるの?って話ですが
もんのすご〜く簡単に書くと
{(長期収載品の薬価)ー(後発医薬品の薬価(最高値のやつ))}×1/4
です。

実際はこんな単純じゃなくて
私たち点数で計算するから多少誤差はありますが
概ねこんな感じです。

一応、念の為に言っておきますけど
対象なのは上記の
『後発医薬品でて5年以上』or『5年未満でも後発品に50%以上置き換わっているもの』
が対象です。
その中でさらに、
『銘柄名処方(名前を指定している)場合で、患者様が希望していて調剤するした上記の長期収載品』
『一般名処方(成分名記載している、名前の前に【般】)で患者様が希望していて調剤するした上記の長期収載品』
の、場合が対象になります。

なので、
例えば、主治医が
『この薬長期収載品じゃないとこのひとにきかないんだよな・・・』
と、医療上の必要性があると認められる場合

また、最近でよくあるのが
『後発品希望しているのに薬局に長期収載品しか在庫ないんだよな〜・・・』
って、在庫の関係でやむを得なく長期収載品で調剤した場合

これら選定療養の対象外になります。

すでに長文になってワケワカメ〜
だと思います。

正直この選定療養の関係で処方箋の記載内容も少し変化があったりします。

いきなり保険外の金額よこせ〜!
とならないよう
私たち薬局の職員は事前に皆様に
このことをしっかり説明させてもらっております。

大体のプラス金額とかも含めてその上で
このまま長期収載品(先発品)を利用するのか
それとも後発医薬品に変更するのか
判断していただいております。

自身の体に入ってくる薬のことです。
何か疑問があればなんでも聞いて下さい!!
納得いくまで弊社薬剤師が疑問にお答えしますよ!!

ちなみにものによっては数百円くらい支払い金額が変わってくるものもあります。

特になにもなく
薬の名前が変わると不安かも・・・
とか
ただでさえ物価高で少しでも薬代安くしたい!!
って、方は、弊社の薬剤師にご相談下さい。

金額の負担だけでなく不安も減らすことができるよう
しっかり相談乗らせていただきます!!

株式会社エルマノ
すばる中央薬局
すみれ中央薬局
ニコニコ薬局
薬局大船